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野宿生活者・ホームレスの人たちに対する特別定額給付金についての要望

特別定額給付金が野宿生活者やホームレスにも行き渡るように、5/20水曜日、10団体と共に総務省に要望書を提出しました。

# by noratokyo | 2020-05-22 22:08

Mayday 2020

stay homeless. 家父長制は死だ。ホゥムられたくない。ノラ
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家で女たちを殺すな。
路上で、女たち、ホームレスを死なせるな。
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わたしはここに居る。あたしの存在があたしの証明だ。
他の誰も代わりはいない。給付金は、世帯主ではなく個人へ。
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@東京都、総務省へ、ノラを含む他4団体で要望書を提出しました。



# by noratokyo | 2020-05-01 20:58

COVID-19に伴う経済リスクは全ての人にあるということですが、それで、給付金は誰が受け取れるのですって?

街はすっかり変わってしまいました。行き交う人はまばらで、仕事もなく、炊き出しも少ない。スクランブル交差点などにある大型スクリーンには、stay homeを呼びかける映像が流れ、ビルに反響しています。感染予防のためであることはわかりますが、ホームレスのわたしたちは、耳の奥がグッと痛むような響きです。

給付金はわたしたちの所に届くのでしょうか。 住民登録基本台帳? 世帯主? 

わたしは破り捨てられるような紙でも削除できるデータでもありません。わたしの代表はわたしでしかない。誰もわたしの代わりはいません。

わたしはここにいます。


以下の要望書にノラも連名しました。


ホームレスに対する特別定額給付金についての要望

4月27日、渋谷区と総務省の担当者に4団体によって要望書を手交しました 。
※渋谷区との話し合いの際、東京都にも担当部署が発足していることを知りました。よって、要望書の宛先に追加し同部署には要望書を郵送しました。
~~~
2020年4月27日
ホームレスに対する特別定額給付金についての要望

総務省自治行政局地域政策課 特別定額給付金室殿
東京都総務局行政部振興企画課 特別定額給付金担当殿
渋谷区地域振興課特別定額給付金担当殿

ねる会議
聖公会野宿者支援活動・渋谷
渋谷・野宿者の生存と生活をかちとる自由連合(のじれん)
ノラ

わたしたちは、東京・渋谷で主に活動している野宿生活者・支援者の団体です。
コロナ禍の中、篤志による炊き出しが都の要請のもと激減し、都市雑業や派遣労働、特別就労対策事業などの収入源は絶たれ、野宿生活者は瀕死の瀬戸際にあるといっても過言ではありません。
特別定額給付金について、以下を要望します。

1,住民基本台帳への記載がある/なしに関わらず、すべての野宿生活者(公園・河川・道路・駅構内などで定着/流動して生活している者)が特別定額給付金を受領できるようにしてください
2,世帯単位ではなく個人単位で当該者に直接、申請書交付・申請受付・給付をしてください
3,「今いる場所」の市区町村役所で、申請書受け取り・申請書交付・申請受付・給付を出来るようにしてください
4,住民基本台帳への記載を必須の給付条件にするならば、「今いる場所」(テントなど)または「今いる場所」にある福祉事務所を住所として住民登録が出来るようにしてください
5,野宿生活者としての認定および本人確認は、当事者に対する過重な負担にならない形での、職員の「聞き取り」によっても対応可能にしてください
6,野宿生活者としての認定は、福祉課窓口に訪問した際の記入書類(カードの類い)などによって、簡易に行えるようにしてください
7,野宿生活者の本人確認は、当該者の氏名で社会生活を送っていることが推量できる書類(特別就労対策事業の求職受付票、診察券、各種のカード(以上、期限切れを含む)、郵便物、名刺など)で簡易に行えるようにしてください
8,世帯主にアクセスできず給付が受けられない野宿生活者のために、早急に、住民票の住所以外での給付の申出の受付を開始してください。また、手続きの際、住民票のある世帯に当該者の「今いる場所」を知られることがないようにしてください。
9,野宿生活者が生活保障としての特別定額給付金をあまねく受け取れることを優先し、すべての手続きを柔軟かつスムーズに行うようにしてください。また、差別されることなく給付がうけられることを野宿生活者に対して積極的に広報するように努めてください。 

# by noratokyo | 2020-04-28 08:55 | ラララ ノラ

ロックダウン 家が安全だとは限りません。

 現在、東京都では、新型コロナウィルス感染予防のために外出自粛が要請されています。
 コロナウィルスは飛沫感染や接触感染といわれているので、それらを防ぐ必要があることは理解します。そしてなるべく隔離された場に居ることで感染を広げない措置として外出制限が呼びかけられているのでしょう。
 ノラではこれまでも何度も語られている事ですが、家はけして安全な場所だとは限りません。
 場合によっては、家族から逃げる必要があります。外にいることで自分を保てることもあります。ストーカーなどひとり暮らしを狙った嫌がらせをうけている人もいます。大家が家賃を集金に来る事がとても恐いということもあります。
 そんな人たちにとって、SNSなどで「外出を控えることで人の命を救うことになります」と呼びかけられていることは、逃げることをためらってしまうのではないかと、懸念します。また外で暮らすノラなどホームレスの人たちのが、命を脅かす人たち、とレッテルをはられるのではないかと心配です。
 誰かに相談しようとしても、緊急事態だから仕方がない、苦しいのはあなただけではない、みんながまんしている、というような言葉が返ってきそうで、話す事を諦めてしまうかもしれません。
外にいることは感染のリスクを広げることでしょうか?
 ノラは家を出ることで生き延びました。
 外にいる状態よりもむしろ、人のつながりの中で暮らしていること、助け合いで暮していることが、もっとも感染のリスクが高くなるのだと思われます。地域の炊き出しや公共施設を利用することが多いホームレスや貧困にある人たち、ケアが必要な人たち、施設で暮らしている人たち、コミュニティの中で暮らしている人たち、こういった人たちがもっとも厳しい状態に置かれています。
 行政は、外出制限、ロックダウンを下した時、こうした人々を孤立させて共助を断ち切るということを、どれだけ視野に入れているのか、わたしたちには全く見えてきません。
 わたしたちは生きるために外に居るし、できるだけの感染予防をしながら助け合いを続けます。
 現在、公共施設が閉まり、ホームレスの人たちが雨の日に過ごす場所がなくなっています。炊き出しも減っています。渋谷の野宿者とその支援者の団体は、渋谷区福祉課に食事を提供するよう、2回交渉を持ちました。しかし、渋谷区はホームレスが食べ物に困っているとは認識していないので特に何も対応を考えていない、と返答しました。引き続き交渉し続けます。
 わたしたちは渋谷区や東京都が、食事を提供しない一方で、施設に収容しようとするのではないかと、とても心配です。狭い部屋に閉じ込められたり、知らない人たちと暮さなければならなかったり、知らない遠い町に連れていかれたくありません。
 わたしたちが暮らす街にはオリンピックのために新設され、今は空室だらけのホテルが、何軒も静かにそびえ立っています。東京中のホームレスや、家を出た人たちのシェルターとして入居するには、十分の部屋数でしょう(オリンピック組織委員会はオリンピックのために4万6千室を確保していたらしい)。
 家を出てきた人に会うかもしれない。ノラは閑散とした街で暮らしています。こんな静かな桜を見たことがありません。
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(M)













# by noratokyo | 2020-03-30 17:18

追悼 公園の片隅で暮らしていた女性 

[報道] 2020,1/29

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不審な男…殺人か 上野公園“ホームレス女性”遺体 - テレ朝News

 東京の上野公園で高齢の女性の遺体が先週に見つかり、何者かに殺害された可能性があるとみて警視庁が捜査していることが分かりました。

23日早朝、台東区の上野公園でホームレスとみられる高齢の女性が顔から血を流して死亡しているのが見つかりました。遺体を詳しく調べたところ、頭や目の周りに複数の傷があったことが捜査関係者への取材で分かりました。付近の防犯カメラには女性が不審な男と歩く姿が映っていたということです。
女性を知る人:「(Q.女性はいつから公園にいた?)3年…その前からいたと言ってました。朝早いと大声で歌っていました。昔の歌を」
防犯カメラに映った男が何らかの事情を知っている疑いがあり、警視庁は女性が何者かに殺害された可能性があるとみて捜査しています。

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[追悼] 2020,1/30

昨日報道された情報を手がかりに、3時頃、友人と一緒に上野公園に行ってみました。亡くなった女の人は事件に遭うまでこの風景の中にいらしたのだなとか、寝場所はどこだったのだろうと探して、季節外れに花が咲いている公園を歩きました。

ちょうど今日のお昼頃に会ったホームレス女性は、以前上野で寝ていたので、彼女から上野のどのあたりに行けばこの辺りのホームレスのことを詳しく知っている人がいるのか教えてもらい、その辺りにも行ってみました。そしてホームレスの何人かに、亡くなった女の人のことを尋ねていると、どのあたりにいつもいらっしゃったのかがわかり、交流のあった方から生前のことも聞くことができました。

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話して下さった方は、ご自身も長くホームレスをしているようで、この亡くなった女の人に炊き出し情報を伝えたり、その高齢のお身体を案じて声をかけていたということでした。そのようなお話を聞いていると、「これ、ここの方のご供養?」と私たちがお供えしたお花に気がついて話しかけた女性が現れました。「ほんとうに亡くなったの?」「信じられない。」と言っていました。この通りかかった女性の方は、ここで亡くなった方とよくお話をしたり食べ物を分けたりしていたという、ご近所の方でした。「○○さん(呼ばれていたお名前も知ることができました)の居場所はこっちよ」と植え込みがある斜面の上に案内して下さいました。

そこにはすでにどなたかがお花をお供えしていました。切り花は、不自然にも土に植え込まれていました。これは、ラッピングされた花束を置くと管理事務所がゴミとして持っていってしまいそうだから、ということがわたしたちはわかりました。わたしと友人とこの方と3人で、枝で土にグリグリっと穴を掘り、わたしたちの花束も、ラッピングしてある薄紫の紙を外して、土に差し込み並べました。「○○さんはまさにこんな感じの人」と、わたしたちが持ってきたビンク色の花束をながめ、とてもチャーミングな方だったということを話してくださいました。

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公園に来る前は、ニュースの情報しかありませんでしたが、公園を歩き、何人かにお話を聞き、亡くなられた○○さんは、人々との暖かい交流もあった方だったのだな、と知ることができました。

同じ野宿するノラとして、とても悲しくつらい事件です。

安らかに。

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(M.I)



# by noratokyo | 2020-02-12 19:35 | ラララ ノラ